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March 29, 2012

九州旅行記2(3/17~3/18)

3/17(九州縦断)
朝7時半に起床し、朝食後出発。
ホテルの無料シャトルバスで熊本駅まで。
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このシャトルバス、外面だけでなく内部もいたるところにくまモンのラベルが貼ってあり、とてもかわいらしかったです。

熊本駅到着後、切符を購入して9:01発の鹿児島行き「みずほ」に乗車。
……しようとしたところ、物凄い混雑振りで席に座れないという罠。
九州新幹線は乗車率がイマイチという事前情報だったので油断して指定を取らなかったのが失敗でした。
山陽新幹線と乗り入れしている車体は危険ということを勉強。
ただ、この日は九州新幹線の「みずほ」「さくら」「つばめ」3種全てに乗りたいなあという思惑があり、中でも「みずほ」に乗れるチャンスはこの1回きりだったので我慢してデッキに乗車することにしました。

結果的にこれが失敗に失敗を重ねる大失敗。
この日は時々雨の降る日で気温も湿度も高く、デッキは蒸し風呂状態。
乗車を堪能する余裕など無く瞬く間に体力を消耗してしまい、45分の乗車時間がとても長く感じました。
冷静に次(5分後発車)の「つばめ」に乗るべきでした。この日最大の反省点。

計画通り10時前には鹿児島到着したのですが、二人とも完全グロッキー状態。
駅前広場では九州新幹線の1周年記念式典が開かれて大盛況でしたが、それを脇目に近くのドトールに退避し、小一時間程休憩せざるを得ませんでした……
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休憩後、市バスに乗って城山公園へ。
天気が悪くて桜島は見れないとわかっていても、とりあえず上ってみようと。
……結果はそのまま大惨敗。
が、ここで購入した焼き芋がとても甘くてホクホク。
薩摩の芋はおいしいぞー!
ということで、まさに花より団子。割と満足して下山です(笑
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更に市バスに乗り、仙巌園経由でドルフィンポートへ。
ここは特に何か目的があったわけではないのですが、暖かいし散歩でもしますか、と。
コート無しでゆっくり散歩することが出来ました。
そのまま天文館まで歩き、市電に乗って鹿児島中央駅に戻り。
いい塩梅にお腹も空いたのでアミュプラザ内のお店で黒豚そばをいただき、鹿児島観光終了です。
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今度の新幹線は14:34発の「さくら」。
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車体は朝の「みずほ」と変わりませんでしたが、ゆっくり座って昼寝しながらの移動となりました。
16:02博多着。

博多についてみると、この旅始まって以来の太陽が。
しかし風も強く、鹿児島のほうが暖かかったです。
ここでの主役は妻。
あらかじめ目をつけていた博多阪急とキャナルシティでショッピングを楽しみました。
前回の旅で完全スルーしていたので今回訪れたのですが、博多はやっぱり普通の都会。
東京で十分に楽しめるので一回来たら良いかな、というのが率直な感想です。
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夕食はキャナルシティ近くのお店にて。
肉体的に疲れが蓄積していたので控えめにしましたが、鍋物と胡麻鯖がとても美味しかったです。

そして本日最後の新幹線21:18発の「つばめ」に乗車。
最後に乗ったこの「つばめ」、自由席でも2×2列シートでグリーン車並の肘掛が各席にあって広々。
一番豪華で良い車体でした。
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東海道新幹線でいう「こだま」なのですが、他の車両とそれ程大きな時間差は無いので、乗車が九州内だけで快適に移動をしようと思ったらこの車両を選択するのがベストだと思います。

22時過ぎに熊本駅到着。市電に乗り換えてホテルに着いたのは22時半頃でした。
ヘトヘトに疲れて入浴後すぐに就寝。



 
3/17(くまモン対面)
いよいよ最終日。
朝食後、9時半にチェックアウト。
そのままフロントに荷物を預けて、昨日と同じくシャトルバスで熊本駅へ。
この日は朝10時10分から駅で開催されるくまモンイベントのみ狙い撃ちです。

ほぼ10時きっかりに会場到着したところ、悪天候のせいか人出がかなり悪い様子。
ステージの周辺はさすがに埋まっていましたが、その脇に停まっているあからさまに怪しげなワンボックス車の周辺には誰もいなかったため、そこで出待ち(笑)を
することにしました。

すると、会場からの呼び声と共にくまモン登場。
ワゴン車から飛び降りるや、全力ダッシュでステージ下まで行き、そこからベリーロールでステージに飛び上がるという予想外にキレの良い動きを見せました。
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ステージに上った後は「くまモン体操」の実演やクイズコーナーなど。
くまモン体操も可愛らしかったのですが、個人的には前回旅行時にそこらじゅうの道の駅で垂れ流されていた
「ダイスキ!くまもとファイヤー」
を踊って欲しかったです。
そういえばこのステージに限らず、今回の旅でこの歌を聴く機会は一切ありませんでした。
どうしたんだろう……何か版権問題でもあったのかな?
それとも作曲がはなわで熊本市民じゃないからクレームが付いたとか?
なんにせよ、「ダイスキ!くまもとファイヤー」が見られなかったのはちょっと残念。

さて、これにてこの旅全ミッション完了。
ステージ終了後、再びシャトルバスでホテルに帰った後、預けていた荷物を受け取り、そのままリムジンバスで空港へ。
ホテル目の前から乗車できるというのは本当に助かりました。

12:55熊本発の飛行機に乗り、14時半羽田着、17時過ぎには自宅到着となりました。

(九州旅行記 おわり)

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March 27, 2012

九州旅行記1(3/15~3/16)

3/15(移動日)
この日は15時までギリギリ仕事。
フレックスで退社し、そのまま自宅で妻と荷物を拾って一路羽田へ向かいました。
首都高の渋滞が心配ではありましたが、なんとか18時過ぎに空港到着。
夕食代わりの軽食を買って19:10の熊本行き最終便に乗り、旅スタートです。
低気圧の影響で気流が乱れているとのことで、熊本空港着は定刻より10分遅れの21:10。
空港から乗る予定のリムジンバスの最終便が21:25だったので焦りましたが、こちらもギリギリ飛び乗ることができ、ホテルへ。

今回利用したホテルは「ANAホテル熊本ニュースカイ」でした。
手頃な価格設定であったことはもちろん、何よりこのリムジンバスが空港~ホテル前まで運んでくれるというのが選んだ決め手です。
長距離旅行の場合はいかに大きな手荷物を持って歩く距離を短くするかが重要ですので……

ホテルに到着すると既に22時過ぎ。
半日以上仕事をした&時間に追われた移動ということもあり、初日から少し疲れてしまいました。
そのまま風呂に入り、就寝です。


3/16(熊本)
朝8時に起床し、軽く朝食を取って9時頃出発。
ホテルからはバス停も市電の駅もすぐ近くにあるのですが、最初の目的地である熊本城はバスのほうが近くまで行けるのでバスを使いました。
9時半頃に熊本城二の丸駐車場着。
ここから見える天守と長塀はまさに「巨城」であり、気分が盛り上がります。
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西大手門から城内に入ると視界にすぐ飛び込んできたのは売店の「いきなりだんご」の文字。
前回の旅では食べたくてもお腹が一杯で手が出なかった地元名物。
今回は朝食を控えめに取ったのでお腹の余裕十分です。
早速通常版と皮に紫芋を練りこんだというものを1つずつ、計2個購入してがぶりと。
サツマイモのしっとりした甘さと皮の塩味が相性良く口の中で混ざり合い、想像していたよりかなり美味しかったです。
 #もっとパサパサした味気ない食べ物だと思っていました
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小腹を満たした後は一気に「宇土櫓」「天守閣」「本丸御殿」を攻略。
これらは前回4~5時間かけてじっくり回ったのですが、今回は人が少ない(前回は”ねんりんぴっく”というイベントが開催中でジャージ姿の高齢者で大変な賑わいでした)のと、一部展示物は軽くスルーしたため、12時過ぎ頃までには全て回れました。
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以降は未体験ゾーンの石垣巡り。
天守閣から須戸口門までぐねぐねと石垣に囲まれた通路を降りていきました。
有名な二様の石垣の他、道中ほぼ満開の梅園越しに天守が見えるような広場もあって楽しみながら歩くことが出来ました。
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一旦須戸口門から城外に出て、桜の馬場にて昼食。
昼食はこれまた前回食べられなかった熊本グルメ「太平燕」。
太平燕は最近自宅近所のスーパーでも即席麺タイプのものが売っていて、これが美味しくて良く食べていたのですが、じゃあ本場の本物はどうなんだ、と。
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結果は期待通り、それ以上でした。
とにかく鳥・魚介類などと思われる多数の出汁が効いたスープが見た目を裏切る濃厚な味わいでとても美味しいです。
個人的には前回食べた熊本ラーメンよりこちらのほうが好きになってしまいました。

昼食を終えてお店から外に出ると、またしても「いきなりだんご」ののぼり発見。
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ご飯を食べたばかりでお腹一杯状態だったのですが、妻が朝食べた城内のいきなりだんごがよほど気に入っていたらしく「半分ずつ食べない?」と。
半分なら、ということで2回目の購入。
今度は安穏芋を使用したちょっとプレミアムなバージョンを買いました。
すると、隣で一口目を口に入れた妻が目を丸くして固まり……

私「どうしたの?」
妻「……いいからこれ、食べてみて」

私も一口食べてみると……おお、これは。
安穏芋のまろやかな甘みと皮の程よい塩気のバランスが朝食べたものと比べて更に絶妙で、お腹一杯であることを忘れさせるほどの美味しさ。
#ホテルに帰った後ネットで調べたところ、このだんごを販売している「いきなりやわたなべ」は地元民からも美味しいと評判の良店だったようです。

しっかりとデザート(?)も終えて、ちょっとは運動しないとね、ということで再び須戸口門から入場し、今度は城内最外周を戦火を逃れた長櫓を下から見上げながら歩き、不開門から出城、そのまま外堀に沿って市役所まで行き、展望フロアに上って今日歩いてきたエリアを再確認しました。
やっぱり広いですよここは。
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さて、熊本城はこれで満喫できたのでこの後どうしようかな、と思っていたのですが、今回熊本城のいたるところにこのようなポスターが貼られているのに気がつきまして……
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まさかこんなところで彼に会えるとは(笑
全くノーマークでこの日まで本当に知らなかったので、ポスターを見たときはびっくりしました。
実は「いきなりだんご」を知ったのはケロロ軍曹のおかげですし、いちファンとしては行くしかないでしょう、ということで一路現代美術館へ。
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美術館での展示ということで少しミスマッチな気もしましたが、綺麗な原稿画がたくさん見られて良かったです。

さすがに朝から歩き倒しで疲れたのでここで一旦ホテルに戻り、2時間ほど仮眠休憩。
起きたら日が沈んでいました。
そして夕食のために再び外出。

夕食は郷土料理屋「青柳」にて。
入り口のある1Fは既に満席でしたが、予約をしていたのでさっくりと2Fの個室に通してもらいました。
専属の仲居さんに付いてもらい、オススメ料理を聞きながら種々注文。
辛子蓮根や田子汁、馬刺しなどの郷土料理はしっかりカバーしつつ、妻が「これ食べたい」と指差したのはカワハギの姿造り。
値段が時価表示みたいな書き方をしてあったのでちょっと迷いましたが、こちらも勢いで頼んでみました。
結果、料理の味はどれも最高に美味しく、焼酎もバンバン飲んでしまいました。
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そして特筆すべきは、締めに入ろうとしたときに仲居さんにオススメされた釜飯。
取り分けしてもらいながらお話を聞いたのですが、このお店は釜飯がルーツらしく、伝統の味をずっと守っているのだとか。
これまで出てきた料理のレベルから察するに期待値がかなり高くなっていたのですが、いざ口にしてみると……わけがわからず笑ってしまうくらい美味しい。何だこれ。
人間、本当に美味しいものを食べると意思に関係なく笑ってしまう、という現象を久々に体験。
しばらく妻と二人でケラケラ笑いながらこの釜飯を食べていました。
味を表現するのが非常に難しいのですが、甘さの種類の次元が違うんですよ。
これは……確実にリピーターになります。
また熊本に来る機会があれば必ず食べたい。というかこれを食べに行くのを目的のひとつにして熊本に行ってもいい。そう思える逸品でした。

(おいしすぎて写真取るの忘れました……)

また、釜飯を注文するとき、既に食べ終わったカワハギ姿造りの残り(背骨部分等)を使って汁物にできませんか?とお願いしたら快く引き受けてくれました。
出てきた汁物は新鮮な出汁が効いてこれまた最高に美味しかったです。

料理の質、雰囲気のよさ(個室だったので外の喧騒は皆無)、仲居さんの対応の良さ、そして予想外にリーズナブルな価格(これほどの好条件でも結局2万行きませんでした)と、どれをとっても不満のない、非常に満足の行くお店でした。
今回のお店はデスクに探してもらって予約していたのですが、このような良質な店を他にも知っているのであれば、今後もどんどん使っていきたいです。
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歩くのも辛いほどお腹一杯になり、ホテルに帰還、就寝です。

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March 23, 2012

シンデレラ婚

すごいカードを切ってきましたねこれ。

http://www.olc.co.jp/wpmu/wp-content/blogs.dir/3/files/2012/03/20120323_01.pdf

50人750万て……
世の中の地味婚トレンドの全く逆を行く価格設定。
庶民お断り感がDisneyらしいといえばらしい。


ちなみに今だから言えますが、我が家のミラコスタ挙式は身内10人だけでやったのですが、だからこそのおもてなしとして挙式費用はもちろん、参加者全員の交通費やら宿泊費やら全てを私が持ったために、ご祝儀を差し引いても最終支出は250万程でした。
これと別に指輪代やら新婚旅行代やらも圧し掛かってきて独身時代に貯めた結婚用の蓄えを全部放出して死にそうになり、正直自分でも当時は良く頑張ったと思っていたのですが、↑こんなのやれる人はもっとすごいですよね。
っていうかうちみたいなサラリーマンとか一般庶民じゃ無理すぎます(笑

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March 20, 2012

九州旅行リベンジ

3/15夜~3/18にかけて、3泊4日の九州旅行に行ってきました。
九州は去年秋にリフレッシュ休暇を利用して9日間のレンタカー周遊旅行をしてきたばかりだったのですが、その中で特に気に入った熊本を中心に、当時取りこぼしたポイントの回収、及びお気に入りの再訪をしてきました。

季節の変わり目ということで天候は曇りか雨と生憎でしたが、宇都宮と比べて温暖(特に朝晩冷え込まないのは最高)で快適に過ごせました。
逆に心配していた花粉の影響を最小限に抑えられたのでこの天気で良かったのかもしれません。

今回は日程が短い(実質滞在は2.5日)ため、長距離移動はレンタカーではなく新幹線で敢行しました。
おかげで体力を温存しつつ、九州を縦断して熊本-鹿児島-福岡の3県を回ることができました。

今回の旅行のポイントを優先度の高い順にあげると

・熊本城をくまなく回る(前回は時間切れで一部しか見られず)
・熊本の料理を楽しむ(揚げたて辛子蓮根をもう一度&前回は太平燕・いきなりだんごを取りこぼし)
・生くまモンを拝む(前回映像やグッズは大量に見たが、生で動いているところは見られず)
・九州新幹線を堪能する(前回レンタカー移動のため利用せず)
・鹿児島の料理を楽しむ(前回黒豚とサツマイモの甘さに感激)
・鹿児島で桜島をしっかり見る(前回は天候悪く全景見れず)
・博多でショッピングを楽しむ(前回は福岡完全スルー。妻の要望)
・博多の料理を楽しむ(鯖料理、鍋料理を楽しみたい)

といったところですが、結果として桜島以外は全て達成できました。
これで九州分はしばらくお腹一杯です。

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Kuma2


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次は神戸辺りを狙ってみたいですかね……改修中の姫路城見てみたいですし。

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March 11, 2012

あれから1年。当日を振り返る。

震災から1年が経ちました。
TVで復興式典を見て当日のことを思い出し……そういえば、とPCの中を漁ったら、
震災3日後に書きかけていた当日のメモが出てきました。

当時は既にblogは更新停止、mixiも細々としかしていなかったのと、この後会社の
復興業務が本格化したのもあり、結局最後まで書けていなかったのですが、今現在
覚えていることも追記して以下に記してみます。

---------当時執筆分-----------
報告送れて申し訳ありません。
なんとか生きております。
言い訳をすれば地震発生から丸一日停電していて、その間は携帯からのtwitter確認に頼りきりとなってしまい、電気&ネット復旧後もこちらの存在を忘れていました。

備忘録も兼ね、これまで起きたことを時系列に沿って羅列します。


3/11
14:46頃 新製法の試作立会い中、館内に地震予知システム(*1)のアナウンスが流れる。

  「あと 52 秒 で 揺れます。予測震度 3」

   →2日前にも同じような予知放送が流れ、試作が全滅していたので嫌な気分に
  なる。

同 予知放送再び流れる。

  「あと 25 秒 で 揺れます。予測震度 3」

  この放送の直後に突然縦揺れが始まる。ちょっと待て、予知システムはまだ25秒後と……
  と思っているうちに今度は横揺れが来る。
  最初の数秒は揺れは大したことがなかったが、揺れがどんどん大きくなってきて
  建屋全体が大きく軋み始めた。

  「これは!?震度3どころじゃない!」

  何をすべきかすぐに判断できなかったが、立っていられずとりあえず中腰に。
  すると5秒もしないうちに上から天井の破片がパラパラと落ちてきたため、
  逃げるように近くのタラップの下に隠れる。
  それからは頭上でドーン、ガシャーンとものすごい轟音が始まり、バチバチバチッ
  という音とともに全停電。火災報知機がけたたましく鳴り始めたが非常灯は
  点かず周囲は真っ暗闇(工場なので窓は無い)。
  それでも一向に揺れが止む気配がなく、床に伏しつつ死の恐怖を感じる。
  本当に、ずっとずっと、揺れ続ける。
  この時間はものすごく長く感じた。そして、実際長かったようだ。

  しばらくすると……ようやく揺れが収まる。

  「全員、避難!」

  どこからか大きな声が聞こえ、出口に向かう。
  真っ暗だが勝手知ったる建物ではあるため、途中何度か物体(恐らく床に転がり
  落ちた製品)にぶつかりつつもなんとか最寄の非常口から外へ脱出。
  外の光がとても眩しかった。
  他の人も続々と正門前の広場に集まってきて、やがて点呼にて安否確認。
  奇跡的に人一人欠けることなく脱出できていた模様。

  生きている実感を噛み締めるとともに、ようやく自分以外のことに気が回るように
  なる。
  地震予知システムで「52秒」という猶予時間があったということは、震源は直下
  ではなく割と遠い場所のはず。
  にも拘らずこの揺れの大きさということは……震源地は壊滅じゃないか。
  そして自宅の妻は大丈夫だろうか。マンションが崩れ落ちていないだろうか。
  早く連絡取りたい&帰りたいところだが、携帯と車の鍵は事務所の中。
  外に出た後も大きな余震に何度も襲われ、中に入ることができない。

  そのまま2時間外で待ち続ける。とてもとても長い時間だった。


16:30頃 露骨に大きな余震が収まってきた傾向になったため、ようやく社長が
  荷物を取りに建屋に入る許可を出す。ただし複数人行動厳守で。
  懐中電灯の明かりを頼りに事務所に戻ってみると、見るも無残な書類の海だった。
  なんとか自席に戻り電話と車の鍵の入った鞄を回収。

(*1)地震予知システム:弊社の製品製法は揺れに対して非常に弱く、また揺れた
  後の迅速な処置を施さないと後始末が大変になるので緊急地震速報とは別の
  地震予知システムを導入している(契約先がどこかは不明)。具体的には
  震度1でも揺れる時間(あと**秒後)  と予測震度が機械音声で流れる。

---------当時執筆分ここまで-----------

---------以下、記憶に残っているその後-----------

17:30頃 退社。電話は一切繋がらない。早く帰りたくてしょうがないが、既に道路は
  大渋滞(もちろん信号は停止)。会社周辺にある民家は軒並み屋根瓦崩落、
  塀崩壊(一部道路を塞いでもいた)で、揺れの大きさをまざまざと見せ付け
  られた。
  そして、車載TVで初めて他地域の震災の映像を見て愕然とする。

  自宅のある市街地が近くなってくると、方々の交差点で警官が手旗信号で交通
  整理していて、その責任感に脱帽。彼らも家族の安否が相当心配なはずなのに……

19:30頃 いつも30分で帰れる道のりを2時間強かけてようやく帰宅。
  幸いマンションはライフラインが全滅している以外、見た目の損傷は無く、妻も
  暗闇の中自宅内で片付け物に追われていた。
  お互いの無事に喜ぶ。
  話を聞いてみるとこの辺りの揺れは私が会社で体験したものより程度が軽かった
  模様。
  確かに車から見る風景も停電している以外は何か崩れたりしているところが
  なかった。
  #後日知った情報によると自宅周辺は震度5強~6弱、会社周辺はピンポイントで
   震度7の揺れだったとか

その後、完全に緊張状態となっているせいで一睡もできず、朝を迎える(余震も多数あった)。

3/12早朝 トイレを使いたいが水が出ず、仕方が無いので近所の川に水を汲みに行く。

3/12昼間 管理職だけ出社し、被害状況の把握のため建屋内に入る。
  完全に崩落した天井、ぐにゃりと曲がった鉄骨や横倒しになった各設備……
  ライトの照明が映し出す惨状はそれは残酷だった。
  死人が出なかった奇跡に改めて驚くとともに、この会社も終わったな、と。
  社長も方々からの問い合わせの電話に相当苛立ちながら対応していた。
  「復帰時期の予定?そんなの答えられる状況ではない!」

3/13昼間 大阪から本社の社長がやってくる。
  「どんなにお金がかかっても良いので最速で復旧しなさい」
  この発言以降諦め主体だった空気が変わり、がむしゃらな復旧活動が始まる

3/14? 復旧作業中に「放射能レベルが上がっているので屋外に出ること禁止」
  というアナウンスが突如流れる。もしかしたらこのまま帰宅できなくなるの
  では?という見えない恐怖に慄く。
  結局政府が避難を指示しない限りそんなの気にしていては前に進めない、という
  怖い(とはいえ当時の状況ではやむをえない)思想の下、仕事と生活を継続する
  ことに。
  同僚の中には家族を遠地に退避させる人が増える。
  また、この日辺りから飲料水とガソリンの不足が深刻化。  

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March 04, 2012

サンザイ

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60D、誘惑に負けて購入してしまいました。
本体のみとも迷いましたが、汎用性の高い18-135のレンズキットで。
これで我が家も2台体制。
一部特殊用途(といいつつこちらの割合が高いかも)を除き、普段は1台しか持ち歩きませんけどね。

今持っているX4と基本性能は大差がなく、かつモデルチェンジ間近とも言われる60Dを購入した理由は
 ①バリアングル液晶
 ②mRAW保存
 ③全点クロスAF
 ④マスターストロボ機能
 ⑤操作性の改善(専用機能ボタンとダイヤル2系統)
 ⑥コストパフォーマンス
 ⑦そこそこの「カメラ持ってるぜ」感(自己満足)
といったところです(結構ある)。

①はX4を使用していてどうしても欲しかった機能。
ハイ・ローアングルでの構図決めの他、自画撮りも非常に楽になりそうです。
ライブビュー時のAFが激遅という特性も理解しているので、基本クイックモードでのAFを使用予定です(ここは③にも絡む)

②に関してはX4はRAW撮影しかできない(jpgもできますが現像に難あるため私は使いません)ため、恐ろしく容量がかさばるという問題がありまして……SDHCカードは最近32GBでも爆安なのでそのコストは気にしていないのですが、バックアップが面倒(転送に時間が掛かる、HDDを圧迫する)で、容量を抑えられるmRAWを切望していました。
普段はL版かKG版しか印刷しませんし、画質的には十分と考えています。

③はほぼ①に関連しており、ライブビュー撮影でのクイックモードAFの精度upが期待できるためです。
手持ち撮影の場合は元々中央AFからの視点移動派なので、この場合は何のメリットもありませんが、3脚に固定してのライブビュー撮影などでは威力を発揮できそうです。

④は絶対に必要という訳ではなかったのですが、色んな陰影を付けるための飛び道具で使ってみたいな、と。
恥ずかしながらX4でもこれができると勘違いしていて、先に320EXを買ってしまったという悲しい失敗に対するフォローでもあります(笑

⑤については普段Avモードで撮影するのですが、F値以外にも露出補正や調光補正を変更する機会が多く、ダイレクトにパラメータ変更しやすくなる専用ボタンや2系統ダイヤルは割と嬉しい機能です。
 X4だと「クイック設定ボタン」→「カーソルで希望変更機能選択」「十字キー(orダイヤル)で変更」という3ステップになることが多く、結構不便でした。

⑥については、例え今年本機の後継機が出たとしても、しばらくはかなりの値段(恐らく2倍弱くらいになるのでは)でしか買えないだろうし、ラインアップ的に新型が出たら消えそうなモデルだから逆に今がチャンスかな、と。
実は去年の九州旅行前にも本機を購入する意志マンマンだったのですが、このときはタイ洪水の影響でどこを探しても現品が無く、価格も高騰してしまったため一度諦めていました。
最近ようやく供給が安定して価格も戻ってきました。

⑦はやっぱり……「kiss」の文字は無いほうが良いなぁと(笑
本体右肩部に液晶が付いているのもカッコイイです。


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March 02, 2012

荒れ天候

一昨日の大雪は凄かったです。
訳あって大雪が降った当日日中は関東におらず、深夜に帰宅した際に歩行で苦労した程度だったのですが、翌日朝の出勤が大変でした。
10kmの通勤区間の間で2箇所も事故渋滞が発生していまして、通常30分で行ける所が1時間以上もかかってしまって……

特に高架橋の上で発生していた事故は派手でしたね。
橋の頂上部から下り部にかけて3台もの車が中央分離帯に乗り上げて車体の腹で引っかかっている状態でした。
浜に打ち上げられた鯨状態。

4~5年ほど前の濃霧の時にも同じような状況を見たことがありますが、そのときは1台が自爆しているだけ(視界不良で中央分離帯に気がつかず道路を垂直に横切ろうとした模様)でしたので、今回のように3台も分離帯の上に並んでいる様子はなかなか珍妙でした。
勿論当事者はそれどころじゃなかったでしょうが……恐らくこのうちの1台が橋の上で無茶な車線変更をしたのでしょう。
地元では凍結することで有名なポイントだったので、普通なら最徐行するところなのですが、若い人だったのか、最近この辺に来た人なのか……いずれにせよ迷惑な話ですよね。

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